より豊かな絆のために Hartz®(ハーツ)

堀井隆行のペットの気持ちColumn

住商アグロインターナショナル ハーツ事業部"
Vol.1

デンタルトイ・ガムで愛犬とコミュニケーション

著者:堀井隆行
愛犬の情動(気持ち)と記憶にアプローチして
デンタルトイ・ガムに夢中にさせる

 愛犬のデンタルケアの一環としてデンタルトイやガムを用いますが、多くの飼い主さんは「犬がひとりで楽しむもの」と考えているようです。お留守番のときなど、ひとりで楽しんでいてほしい場面もありますが、買い与えたトイやガムをはじめから犬に与えっぱなしにしていると、噛まなかったり(低い嗜好性)、飽きてしまったり(慣れ)、取ろうとすると攻撃的になったり(所有の主張)、などの問題が生じることもしばしばあります。犬がトイやガムに夢中になってくれるためには、はじめに与えるときの工夫が大切です。

工夫のキーポイントは「飼い主さんとの楽しい思い出を作ること」です。新しいデンタルトイやガムを与えるときに、飼い主さんはただ受け渡すだけでなく、トイやガムを介して愛犬と“コミュニケーション”をしましょう。これはトイやガムを噛むことに対して、犬がより“嬉しい”・“楽しい”と感じてくれるように情動を色づけるための工夫です。多くの犬は飼い主さんとコミュニケーションをすることが大好きです。ひとりでトイやガムを噛むよりも、飼い主さんとコミュニケーションしながら噛むほうが、犬はより嬉しく・楽しく感じます。飼い主さんとの楽しい思い出が記憶に刻まれたトイやガムは、嗜好性が高く、飽きにくいものになり、夢中で噛んでくれるようになります。また、楽しいコミュニケーションは、犬が所有を主張して攻撃的になることも抑えてくれます。

Hartz®(ハーツ)デンタルボーンを噛むゴールデンレトリバー
具体的にどうすればいいのか?

最初はトイやガムを飼い主さんの手に持ちながら愛犬に噛ませます。このときに、飼い主さんも愛犬とのコミュニケーションを楽しみ、「美味しいね~♪」、「楽しいね~♪」などと優しく声かけをしながら、全身をなでてあげます。途中、噛ませたり、離させたりして犬の興味をそそります。もし、興奮して飼い主さんの手に歯が当たってしまうような噛みつき方をした場合には、トイやガムを噛ませることとコミュニケーションを一時中断し、優しく噛むことができたときだけ続けます。飼い主さんが心がけるコツは、一時中断するときには気分のトーンを落として真顔になることと、犬が落ち着いたら笑顔になり、すかさずトイやガムを噛むチャンスを犬に与えることです(あまり長く我慢させ続けると犬がイライラして攻撃的になったり、トイやガムに興味を失ったりします)。


そうすると、興奮しすぎずにトイやガムを噛めるようになります。落ち着いて楽しく噛めるようになってきたら、トイやガムを手から離して、飼い主さんの近くで噛ませます。このときにも、声をかけながら犬の全身を優しくなでてあげます。トイの場合には、動かしたり、投げたり、転がしたりして、遊びの要素を加えるともっと楽しくなり、効果的です。コミュニケーションの最後には、トイや食べ残したガムを犬に与えたままにせず、飼い主さんが片付けることで、その後も興味が持続しやすくなります。

デンタルトイ/デンタルガムを噛む犬の様子
一石何鳥?!

 愛犬が夢中でデンタルトイやガムを噛んでくれることで、デンタルケアが効果的になります。さらに、コミュニケーションを通して口周りや歯に触られることに慣れさせておけば、最も効果的な歯みがきにもチャレンジしやすくなります。お留守番のときにも活用できますし、何よりも飼い主さんと愛犬の絆も深まります。一石何鳥にもなるので、ぜひ試してみてください。